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挨拶
私か20のとき母方の父が亡くなりました。
祖父は近所に住んでいたので、よく遊んでもらったり、私を優しく大切にしてくれていました。
私には祖父は母方の方にしかいなかったというのもあり大好きでした。
祖父が亡くなって一週間が過ぎた頃…
夢に祖父がでてきました。
祖父は笑っていました…
このことを母に言うと
『お母さんのとこには来てくれないのかなぁ』
と
寂しがっていました。
結局祖父は母のとこには現れず数年後…
今度は高校の同級生が亡くなりました。
その同級生とは6人グループでよく遊んでいました…
病気で入院中と当時の担任から聞かされたのは彼が亡くなる二週間前…
じっとしていられず仲間に連絡をとり直前まで千羽鶴を折っていました。
他の仲間から、彼が危篤だと連絡が入り、本当は身内しか面会できないところを 彼の奥さんが許可を取ってくださり病室へ…
私達は その時初めて彼の闘病姿を見ました…
仲間で彼のベットを囲むと奥さんが
『友達 みんなが来てくれたよ』
そう言うと、意識が無いはずなの彼の目から涙がこぼれ落ちました…
そして彼は翌日の夕方 亡くなりました。
彼が亡くなって一ヶ月後、私の夢に彼がでてきました。
彼は笑っていました…
祖父のときと同じく、優しく笑っていました…
この話もモバ友から提供していただいた話です。
生前親しく付き合っていた人は 亡くなってから挨拶にくるものです。
それは夢にでてきたり、声が聞こえたり、姿を現したりとさまざまです。
そして そんな挨拶に気付かない人も沢山います。
皆さんも親しい人が亡くなってしまった場合、注意していれば、そんな挨拶に気づくと思いますよ。
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