あなたの知らない世界 第三夜

心霊スポット

この話は、私が10数年前に経験した 出来事です。

友達６人で行ったのは、元病院跡地でした。

数年しかたってないので 建物の中は 綺麗なほうでした。

夜中の 11時ぐらいだったのですが 満月だったので 比較的に外は明るく 恐怖は感じませんでした。

お気楽気分で 入った場所で、あんな恐怖を味あうとは誰一人思ってもいなかったのに…

「ねぇねぇ 全然 恐くないじゃん」

「こんなに明るいと、出るものも 出ないねぇ」

「お ～い 誰か居ませんか～？幽霊さん 出ておいで～」

その時です。

奥の方から
（ガタガタ）と 音が…

喜んだのは男子だけ

「おい なんだろ？猫かなぁ？見に行こうぜ」

「チョット 待ってよ～。」
と 後を追って 追い掛けました。

そのとき いきなり、男子が止まりました。

おかけで 私たちは 男子の背中に 体当たりしてしまい。

尻餅を付く感じで 後ろに転びました。

私は 一番後ろだったので 転びはしなかったけど 後ろに数歩 下がる形になりました。

でも、私の後ろには 誰も居ないはずなのに 誰かに当たったのです。

男子が

「誰か居た。いま そこに 誰か 立ってた」といいます。

でも そこには 誰も居ません。

私は、
「私の後ろにも 誰か 立ってた」と言うも、誰も信じてくれません。

その時

天井から、視線を感じ 私は、上を見ました。