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百物語
この話はモバ友のnさんが体験した話です。
俺は元々オカルト好きなので怪談を友達としたりとか、ホラー映画を見るとかしてました。
その夜も酒を飲みながら友達と昔あった奇妙な話とか、ネットで掻き集めた怪談なんかを話して楽しんでいました…
夜も遅くなり(三時過ぎ位だったかな?)電気を消してテレビの光だけで話すことに…
少し話したあたりから、カチン…パチン…等の音が微妙に大きく聞こえ出してきて…
「何の音だろな?」
なんて話をしているといきなりテレビがザーっと言って砂嵐に…
「びっくりした~」
「放送終了か?」
などと言っていると、プチっと音をたててテレビが消えました。
「さすがに真っ暗は灰皿みえねぇよ」と俺が言うと友達は「俺、切ってない…」
マズイって事になり手元のリモコンでテレビを付けようとしても付かず、テレビ本体を触ると主電源から切れていました。
「こんな事あるの?」と俺が聞くと「無いだろ…」と返ってきました…
少しの沈黙があった後いきなり友達が、「うわぁっ!?」と声を上げたのでどうしたか聞いてみると「触られた!!」と。
形状は明らかに人の手だったそうです。
百物語の終わりには何かが起こると言いますが、知らないうちに二人で百物語を完成させてたんでしょうか…
以上がモバ友nさんが体験した話です。
私の経験上 怪談話をすると霊的なものが集まってきます。
それは100話でなくとも…
また霊的なものは心霊映画やテレビ番組、小説等を読だり観ていたりしても集まってくるといいます…
今 何かを感じた人は周りを確認したほうが いいかもしれませんよ…
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