あなたの知らない世界 第三夜

監禁

この話もモバ友Ｍさんから聞いた話です…

私は、16歳で水商売の世界へ入りました。

普通なら無理だけど 私は 水商売のお姉ちゃんに拾われ水商売の世界へ。

そんな私が、20歳を過ぎ 私も１人の女の子を拾いました…

いつも 同じ場所に座り 携帯を弄る女の子が その日は 違った。

階段に横たわり 目はうつろ 無視が出来ず話掛けても、応答なし。

私は、タクシーを停めて 直ぐに病院へ…

「高熱 栄養不足 体力の消耗が激しいと言うことで しばらく 入院」と言われました。

気がついたのは 2日後 不思議そうに起きました。

私は「大丈夫？行くとこないなら うちの所においで」言うと「うん」とだけ言いました。

それと、病院では 秋山 さゆりだから、名前を呼ばれたら返事するんだよ。

また、素直に「うん」

私は、仕事に行ってくるから、また 明日の昼頃来るね…。

と部屋を出ようとしたら、明るい声で「行ってらっしゃーい 必ず明日も来てね」と手を振ってました。

10日もすると 退院が決まり 家に連れて帰りました。

嫌になれば出ていくだろうと考えていたら、私のことを お姉ちゃんと呼び出した。

あの時の自分が重なりました。

私も、お姉ちゃんの店で チーママをやらして頂き 相変わらず可愛がって貰ってました。

女の子を拾ったこと 部屋で面倒を見てることを言うと 店の裏方として 雇ってくれました。

明日からは 一緒に出勤して がんばる約束をさせると 明るく返事をしてくれました。

名前は、めぐみ

ママには、妹が、もう１人出来たみたいで嬉しそうでした。