11645人が本棚に入れています
本棚に追加
/178ページ
そのお客様は、3時間ぐらいいて、帰って行きました。
お得意様とあり、1階まで送ることになり、私とお得意様で エレベーターに乗り 降りていきました。
タクシーに乗る お客様を見送り、周りを見ると明るいネオン街…
早く店に戻らないと叱られると思い エレベーターのボタンを押しました。
エレベーターは、上の階から 下りて来ました。
中からは、隣の お店のお客さんと女の子が 降りて来ました。
すれ違いざまに、女の子から『ちょっと待ってて』と…
隣の店と言っても、系列が一緒で 女の子とも 仲良しでした。
私は、
「分かった」と言い、エレベーターの前で待ってました。
無人のエレベーターは、また上の階へ…
そして 次に降りて来たエレベーターに乗っていた数人のお客さんの後ろに赤いドレスの女性が …
その女性は、男性のお客様とは距離をおき、ゆっくり降りてきました…
私は、知らない女性だったので 会釈だけし 店の子と エレベーターに乗ると…
「誰に 頭下げたの?お客さんが 降りた後は誰もいなかったよ」って言われました。
私は、
「赤いドレスを着た女性が降りたよ」って言っても、信じてくれません。
『もう言いょっ』と思いながら 店に戻るも、もう終わり。
家に帰るのも嫌だから、行きつけの店に遊びに行きました。
最初のコメントを投稿しよう!