11645人が本棚に入れています
本棚に追加
/178ページ
普段なら、私服に着替えるけど、更衣室に長くいたくなかったので ドレスのまま 飲みに…
店に入ると、仲のいい 男友達が
「 珍しいね…どうしたの？」と言うので 赤いドレスの話をしました。
そこに店の店長が…
私は
「赤いドレスの女 知ってる？」と聞くと…
「まさか、赤いドレスの女を見たの？」っと言います。
私は、店であったことを話すと 店長は 暗い顔をして、しぶしぶ話しを始めました…
「実は、私が勤めてる店長の彼女が、いつも赤いドレスを着て 店に出勤をしていた。
理由は、知らないが 別れ話が出て 彼女は、自殺をした。
自殺した場所が、店の屋上…
飛び降り…
そして、『確か 今の時期だった』と話をしてくれました。
店にある 赤いドレスは その彼女が着ていた物を貸し出している。
あの 赤いドレスの女性は、どうして 私の前に現れたのか？…
何を言いたかったのかは 分かりませんが 今も店の中にいます。
どうして、分かるのかと聞かれると…
たまに 今も見かけるからです。
いつも 店長の後ろに いるからです…
この話もモバ友Ｍさんから聞いたものです…
生前愛着をもっていた物には死しても愛着が残るものです…
自分が一番輝いていたときの物は 特に…
そのような物は 故人と一緒に灰にするのが 一番いいのかもしれません…
最初のコメントを投稿しよう！