どうして…

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私は、 「今、2時だから 4時に マンションに行くよ」っと告げると 彼女は、 「あの部屋にいるのは、怖くて 今は ホテルに泊まっているから、マンションの近くの喫茶店で 待ってる」って言われました。 私は、まだ マンションの鍵を持っていたので そのまま、マンションに行ってみることにしました。 部屋の前まで来て 外から、中の様子をうかがうと、誰か中にいるみたいな音がしました。 でも、今は真夏の昼の2時過ぎ、クーラーの音も無く 窓も閉まっています。 部屋の中に 人がいれるわけが ありません。 隣の部屋の 女の子に この部屋の様子を聞くと 「何日も、帰って来てないけど 女の子は、店に出てるよ」 私は合い鍵で 恐る恐る部屋に入ってみました。 部屋に入ると すぐ気づきました… 部屋の空気が違うことに… ものすごい吐き気 と頭痛… 自分が使っていた部屋のドアを開けると、異様な臭い… でも、そこには何もありません。 私は、ここにいるとマズいと 思い 部屋を出ました。 鍵を閉め、一旦 部屋に戻り 塩を体にかけ、塩水を飲み 水晶のブレスレットをしました。
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