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この話は 私の祖父母の話です。 茨城県の観光名所の滝まで、徒歩で約1時間くらいの場所に祖父母は住んでいました。 祖父母は名所の滝までスタスタ歩く足腰の強い人で 2人とも 大変元気でした。 ある日祖父母が引っ越したので新しい家に遊びに行きました。 新しい家は小さめで、山の中腹にありました。 家に入るには 階段を10段程登らなければならず、車を家の下にあるスペースに止めました。 その場所は無縁仏の墓石のような石が何個かあり『気味悪いな』と感じました。 家は平屋、庭は広めで 家の中に入ると嫌な空気を感じましたが、しばらくすると感じなくなりましたので あまり気にしませんでした。 驚いたことは あんなに足腰が丈夫だった祖父が寝たきりになっていたこと… この家に引っ越して、しばらくして寝たきりになったのだそうです。 私は二泊して 祖父母と色々話をしました。 私が泊まったときは変わったことは起きなかったのですが 祖父母2人のときは、夜電気を消すと外で ちゃぶ台を転がすような音が頻繁にするそうです。 私は家に入ったときに違和感を感じた事を伝えました。 祖母は 私の勧めもあったので、私が帰ってから霊能力者に相談にいきました。 霊能力者には 家が原因で祖父が寝たきりになったと言われ、特に家の台所、トイレ、風呂場が悪いと言われたそうです。 そして毎朝、台所、トイレ、風呂場でお線香を焚いて 早く引っ越したほうが良いと言われたそうです。 その後 言われた通りに引っ越すと、祖父は杖をつきながらですが歩けるようになりました。 後から聞いた話ですが あの家は、あの辺りでは『お化け屋敷』と言われており、家の近くには無縁仏の墓が多数あるのだそうです。 14年くらい前なので、まだその家が存在しているか分かりませんが、気味悪い家でした。 この話もモバ友から提供していただいた話です。 日本各地には 霊の棲み憑く家は多数存在します。 借りてる家なら すぐに引っ越せますが、購入した家だと なかなか引っ越せず、結果 命を落とすケースも少なからずあります。 人の出入りの激しい、家やマンション、アパートは慎重に考えて契約する事をおすすめします。 特に購入する場合は… 価格の安さや、交通の便利さ、生活の便利さが良くとも…
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