歴史

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◇◆薫香と浸剤◇◆     古代の植物のおもな利用方法が、薫香(くんこう)と浸剤(しんざい)です。   ●薫香…植物を燻した煙を利用。神々への祈りに使われました。   ●浸剤…湯やオリーブ油に植物を浸して、成分を引き出す方法。新約聖書に、スパイク・ナルドという植物を利用した、『ナルドの香油』という記述があります。   インドの伝統医学で有名な、アーユルベーダの源流は、『リグ・ベーダ』という紀元前に書かれた賛歌集に見られます。 中国では2~3世紀頃、中国最古の薬草学書『神農本草経(しんのうほんぞうきょう)』がまとめられました。
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