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俺に疑われる事に嫌気がさしたのかライは疲れた様な口調で女の子に問いかけた
「ね。君が門を探してたから俺が案内するって言ってただけだって君からもハルさんに、、、ってあれっ!!」振り返りながらライが女の子に声をかけた時には5メートル程先の曲がり角へ影が走り去って行った。
驚くライに俺は首根っこを掴みながらこう言った。
「逃げるって事はやっぱりただの人助けじゃなかったみたいだな。オイ」
俺が少し怒ってるのを察したのかライは大人しく掴まれたまま俺に拉致された
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