0人が本棚に入れています
本棚に追加
/8ページ
花鳥風月
君の目に映らない切なさ
君に触れられないもどかしさ
届かない声を喉が枯れるまで振り絞った
僕は考えた
毎日涙流す君に
少しでも僕を感じて欲しくて
花が咲き誇るように
美しく癒すように
君の笑顔にあいたくて
鳥が舞うように
強く見守るように
君に安心を与えるように
風が吹き抜けるように
暖かく触れるように
君の温もり感じたくて
月が輝くように
優しく包み込むように
君が迷わないように
君は決して独りじゃない
僕がいるから
花になって癒したい
鳥になって見守るよ
風になって触れたり
月になって照らすから
僕はここにいるよ
君は独りじゃない
どうか僕を感じて
最初のコメントを投稿しよう!