第三章 親愛

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第三章 親愛

手術までのあいだに 毎日のように 『検査!!検査!!』 の繰り返しだった。 そして何より食べ物が 食べられないのが 辛かった。。。 顎が痛くて動かない。 毎日出されるご飯は流動食。 すべて噛む物ではないので 物足りない日々。 そんな時に親が 温泉たまごを買ってきた。 明博『おいしい!!!』 食べ物を『噛む』と言うのが こんなにも素晴らしいものだとは思いませんでした。 そして手術日が決まり手術へ。 全身麻酔をかけられた。 もうろうとした意識の中知らない間に親・祖父に暴言を言っていたみたいです。 意識を取り戻したのは深夜でした。 『口の中が痛い!!』 激痛が続く。 そんな中ふとベットの 下を見ると 冷たいコンクリートの上に 布団を敷き母親が 横たわっていた。 ふと涙が出た。 明博 『俺なにやってんだろう。。』 そして入院生活の暇な日が続いた。
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