・出逢い

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桐矢は大人だなぁ と 思っていると 自然と涙がポロポロ出てきた。 「悔しいよな」 桐矢は私の手を握った。 とても温かくて 優しくて 私は やっと悔しかった思いを 涙で流せた。 タバコ交じりの香水の匂いが 私を包む。 そう 桐矢は私を ギュッと抱き締めた。
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