・出逢い

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私が泣き止んで顔を上げると 空はすっかり 暗くなっていた。 桐矢はずっと抱き締めていて 優しく私を見つめてくれていた。 「大丈夫だよ」 優しい笑みを浮かべ私の頭を撫でてくれた。 「初めて会ったのに…色々とごめんなさい…」 「だぁいじょーぶ!泣きたい時は俺呼びな♪」 「…」 「でも道端はやめよーな!人がジロジロ見てきまずかったよ~」 「すっ…すいません…」 恥ずかしい事しちゃったよ… 「もう大丈夫だよ。俺が居るからな」 優しく私の頭を また撫でた。
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