2人が本棚に入れています
本棚に追加
「家……ここなんで…」
家の門の前で立ち止まり
桐矢の顔を見た。
「ここ?俺ん家そのカド曲がって直ぐだよ!三分もかかんねぇよ!」
「本当に?中学違いますよね…」
「うん、俺最近引っ越して来たからさ♪地元は違うよ。こっちの高校来たかったから一人暮らしになったけど、来たんだ。」
「何でですか?」
「ん~中学ん時にこっち来たことあってさ!何か気に入ったから」
「そっか…」
「じゃぁ、またな!」
桐矢はニッと笑って手を振り帰って行った。
「ただいま…」
家は真っ暗だった。
「またか…」
部屋へ入りお風呂の支度をした。
部屋を出ようとした時携帯が鳴った。
最初のコメントを投稿しよう!