第1章・新高校1年生

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「俺さ、莉乙ともっと仲良くなりたいな♪」 「友達なら…」 「番号教えてよ!アドレスも♪」 「うん…」 携帯を取り出し 番号交換をした。 「彼氏といい感じ?」 「まぁ、普通だよ。猛君は彼女居ないの?」 「別れたばっか~募集中だよ」 「そう…」 「元気ないねぇ?」 「彼氏に見つかったら…怒られるから…」 「俺と居るの?」 「うん…だけど高校全然違うから大丈夫だと思う。」 「彼氏の話する時って普通楽しく話さない?何でそんな怯えてんの?」 心がズキッとした。 彼氏は 最初は仲良かったけど 段々暴力的になって 少し嫌気がさしてた。 別れたいけど 怖くて… 「何かあったら話して?」 「ありがと…」 「莉乙は家どこ?」 色々話していると 家が近い事が分かった。 駅二つ分違うだけ。
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