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深夜零時
アルノーシュ学園内時計塔の屋根の上 白銀の髪を靡かせ その少年は立っていた
視線は聖テュリース学園の方へ向け 手には1枚の写真が握られている
「主の命令は絶対....飼い犬の運命(サダメ)か」
顔の半分を覆い隠す布でわからないが 恐らく自嘲の笑みを浮かべているのだろう
「さて 行くか...」
写真を放り捨てると時計塔から飛び降りた
風に舞う写真には楽しげに笑うヨシュアが写っていた
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