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ダニロが消え既に半年
学園内は新たる学年に胸躍らせる学生たちで溢れている
｢たかが学年がひとつ上がるくらいで何浮き足立ってんだか｣
馬鹿らしいと吐き捨てるのは赤い髪の少年 ヨシュア
｢そういうな。彼らの気持ちも分からないこともない。かくいう私も少々楽しみにしているのだ｣
その隣で楽しそうに笑うは黒髪の少女 キラ
彼らは体育館前のベンチにて昼食を取っている
｢はぁ～ 何で俺が風紀委員会の見回りに駆り出されなきゃいけないんだ｣
大きなため息をつくヨシュアに申し訳なさそうに苦笑するキラ
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