午後の授業

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そして先生は教壇の前まで戻り、授業を再開した 再び教科書を読み始め、穏やかな言葉は皆の眠気を誘う もちろん夏帆は既に先程と同じ体制で爆睡していた 俺には地獄だな しかし、よくこの状況で寝ない志帆はさすがだと思う 「~でした。よし、時間がないからここまで!それと相沢夏帆を放課後職員室に来るように伝えてくれ」 そう言って教室を出て行った なぜ放課後に夏帆を呼ぶ必要があるんだ? 俺はそんな疑問を持ちながら次の時間の準備をした
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