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「あっみっちゃんお帰り…ありがとう…」
「彼女じゃないよ。あの女。」
「えっ?!」
「水持って行った時に聞いてやったの。『それ彼女?』って。」
「『それ』って…」
「そんなとこどうでもいいでしょ。それで香山は笑って『違うよ。』って言ったのよ。だいたい紗希をデートに誘う時点で彼女いたらおかしいけどね。」
「そっか…」
良かったー…
「でもあの女、要注意ね。ドーベルマンみたいな顔であたしのこと睨んでたわよ。」
「みっちゃん…あんなかわいい子がドーベルマンみたいな恐い顔しないよ…」
「とにかく気をつけな!」
「…」
みっちゃんは人を疑いすぎじゃないかな…?
「あっあいつらオーダーだ!ちょっともっかい行って来る!」
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