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「あんたは本当にっあたしの話も聞かないで香山のことばっか見てっ!」
「はぁっ?見てないし!!!!!」
「いーや見てたねっ!!あたしから言わせてみればあんなのチャラ男だねっ!!あーゆうやつ嫌い!さては紗希もしかして…」
みっちゃんはズイッとあたしの鼻先まで詰め寄った。
「なっ…何よ…」
「あんた香山のこと好きなんでしょ?」
「ちょっ…みっちゃん勘違いしないでよっ!あたし別に香山君に興味なんかないもん!!!!」
「はいはい。あーやだわー紗希、あんたが香山の毒牙にやられるなんてあたし悲しい。もう授業始まるから席戻るね。」
「あっちょっみっちゃん勘違いなんだってー!!!」
みっちゃんは必死に言い訳するあたしを残して席に戻ってしまった。
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