力勝負

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公康 「てめぇごときに負けたら…一年で天下とれぇねぇんだよ!!」 飛呂 「はい?いやいや…。まず俺…最強になるんだよっっ!!」 公康 「ンなこといってねぇだろうがっボケがっ。」 ドガァアア!!! 公康は飛呂の顔面に強烈な右フックを叩きこんだ。 だが… カチーン 飛呂 「誰がボケじゃい!!!うらぁうらぁ!!」 ドカァドカァ 公康 「うっがっ!!(嘘だろ?おっ俺のフックくらってすぐに殴り返した?…それより俺とは…瞬発力の次元が違う…。)」 ドサッ 飛呂はジャブを放ったあとに、腹に強烈なアッパーカットをくらわしていた。 公康は膝をついていた。 飛呂 「起きたら一馬にも言っとけ!!俺がお前のホンモノのツレになってやるってなっ。…終わりじゃーー!!!!!」 ドガツッーン!!!! ドンッ バタン 飛呂は膝をついてる公康の顔面をおもいっきり蹴り飛ばし、公康は勢いよく地面に叩きつけられた。 シーン 公康は気絶して、口をパクパクしている。 飛呂 「ふぅ~。どうだってんだ!!孝が力が強いっていったからどんな奴だと思ってたんだがな。」 真 「相変わらず強いな!!」 飛呂 「真もつえ~よ!!あんなんくらったら死ぬぞ。ははっ!!」 浩次 「いやいや笑えないって…。」 浩次と孝、珠紀の三人は首を横に振っていた。 真 「こいつらどうする?」 飛呂 「そのまま寝かせとけ。さぁ帰るかぁっ。うっ」 ヒロは膝をついた。 ヒロ 「最後のフック一発が今きたわ。」 孝 「よくあんなのくらって立ってるか不思議だったわい。お前は阿呆か!!」 ヒロ 「うるせぇよ。まったく。真!帰るか。」 真 「ああ!」 タラーン ポタッポタッ 珠紀 「真っ!鼻血!!」 真はまた鼻血が出ていた。 浩次 「まったく変態だなぁ。」 一同 「ハハハハッ!」 真 「笑えないっつう~の。」 五人は風間館を後にし、帰っていった。 ……一時間後…… 一馬 「う…うぅ。」 公康 「目が覚めたか?」 一馬 「俺は…負けたのか…。」 公康 「あぁ。どこまで覚えてんだ?」 一馬 「バックドロップやられたとこまでだ。お前も負けたのか?」 公康 「…あぁ。でもなぜかすっきりしてる。あっ!!嵐山って奴がお前が起きたら…俺が本当のツレになってやるってよ!」 一馬 「ふっ。なめやがって…。」 一馬は軽く笑っているように見えた。
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