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そして毎週金曜日、シーツ交換の時だけ先生付き添いのもと、抱っこをさせてもらえるようになったのです。
一週毎に重くなっていく大樹を腕に感じ、それはまさに『命の重み』そのものでした。
もっと、もっと、いっぱい抱っこをしてあげたかったけれど口から管を入れていたのでそう簡単にはできません。
それでも最初は抱っこすらできなかったのだからと、つい欲を出してしまう自分に言い聞かせる事も度々ありました。
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