事故

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「そーそ!梓の言うとうり~ だから凌、散れ(笑)」 「何で美和の言いなりになんなきゃなんねーんだよ(汗)」 「え?あんたを見下しちゃダメなの?」 「ダメだろ!」 「はいはい二人共、いい加減にしなさい。」 言い合いをしている私達の間に割って入る李那。 「そうだよ凌弥。」 梓も割って入ってきた。 「「だってコイツが!!」」 私と凌弥は、お互いを指さした。 「うわ~ハモった…」 「そのセリフ、そっくりそのまま返す!!」 「はぁ~… 何なの、あんたら二人は…」 私と凌弥の様子に、溜め息を漏らす李那。 「本当、凌弥と佐伯さんって仲が良いのか悪いのか…」 少々呆れながら呟く梓。 「はぁ?!あたしらのドコが仲良しなわけ?」 「「え?見たまま。」」 即答で返す梓と李那。 ――当時の私は、この反応に軽くショックを受けていた記憶がある…
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