怒り…悲しみ…

2/5
前へ
/14ページ
次へ
この公園は普段から人気が無い。 平日の昼間なら尚更である とりあえず由香は公園の奥にあるベンチに座った… 由香「ハァー…」 溜め息まで空しく聞こえる 由香は一人なぜこんなにいじめられて居るのか考えた 他人と同じように過ごし目立たずひっそり生活して居たのに… 人が苛められるのはウザいや、キモいなどの延長線で行き過ぎた行為で理由は大概どおでも良い事なのだ 由香は考えても答えは出ず、ふと今何時か気になりポケットから携帯を出し、ディスプレーを見た デジタルで表示された画面には 『12:23』 と写し出されていた 携帯をもう一度ブレザーのポケットにしまう時、人が滅多に来ない筈のこの場所で 「もしかして、由香ちゃん?」 と知らない人に声をかけられた
/14ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加