―迷う心―

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「別に、美樹が5組だから」 「おまえはバカか5組に 翔太もいんだぞ」 「知ってるよ…。」 「知ってるなら何で行くんだよ。 あいつはまだおまえの事が…」 「結城!!」 「翔太がそれだけは言うなって言ってただろ。」 「ごめん‥。」 私は状況が飲み込めなかった。 「おまえがいつも5組に行くとき翔太いないだろ」 「‥うん。」 「偶然だと思うか?」 「‥うん。」 「偶然じゃないんだよ。 翔太は俺がいたら入りずらいと思って‥ わざと5組にいないんだよ。それぐらいわかってやれ。」 聖と結城は去っていった。
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