第一話

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…俺はセイジ。どこにでもいる、普通の人間だ。今俺は軍隊に入隊し、約三年が経とうとしていた。 俺はいつものように早朝の訓練を終え、朝食を食堂へ向かった 今日の朝食はスクランブルエッグにハム、そしてトーストとコーヒー、デザートにはもちろんプリンだ。俺がトーストを食べていると一人の男が来た ???「よっ、ここ空いてるか?」 こいつはマックス、本名はマキシムスと言うらしいがマックスと呼んでくれと自分で言っている。 チャラチャラした格好をしている割には仕事は完璧にこなす人間。信頼出来る奴だ。 セイジ「マックス、今日は早いな」 マックス「ああ、今日は俺ら諜報部隊も収集らしいからな」 セイジ「諜報も?」 ???「そして…俺達もな」 後ろから話しに割り込んで来たのはゼオン。本名はゼオンシルトと言うらしいがゼオンと略している 元は家柄の良い騎士の出らしく、礼儀正しく、規律に厳しい堅い人間だ。まあこいつも悪い奴じゃないんだが…マックスとは正反対だから少し合わないみたいだ ゼオン「俺達防衛隊を初めお前の陸軍特殊部隊も集められるんだろ?」 セイジ「ああ、陸軍第四小隊ブラックナイトも集合さ。」 マックス「なにやら大規模な作戦が始まるらしぜ、また戦争でも始まるのかお偉いさんは大忙しさ」 …確かに軍全体が騒がしい。この頃小規模な戦争、テロリストの弾圧はあったがそれこそ大規模な事ではなかった。少し軍の様子がおかしいのを感じながら俺は朝食を終えようとしたその時… 放送「基地内にいる全部隊の隊長につぐ!今すぐ作戦室に集合せよ!繰り返す…」 マックス「おいおい、もうかよ、随分と急だな」 ゼオン「…そうだな、よほど急いでいるらしいな、どうやら将軍直々に来ているらしいし…」 マックス「リヒト将軍もか?おいおい本格的にでかい戦争になりそうだな…」 セイジ「とにかく急ごう」 俺達三人は急いで会議室に向かった。
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