第1章
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「はじめまして。わたしはあいか。あなたがレオンね。これからなかよくしてね。」 このときから俺は藍蘭のことが好きなのかもしれない。 藍蘭は人形なんかの俺に笑顔を向けてくれた。 因みに『レオン』という名は、前の主人が付けてくれたものだ。 そして、人形の俺には何があったか知らないが、前の主人の手から離れ、俺は藍蘭の元へたどり着いた。
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