ケース1 本城満子

2/11
前へ
/50ページ
次へ
清太郎「ゆとり教育による結果か…」 苗木「何をしみじみと浸ってんのよ」 清太郎「いや~時代は変わったんだな」 苗木「で、土曜日に会うことになったんだけど…」 清太郎「マジかよくやったな苗木」 清太郎は、マジの目で苗木に近寄り、苗木の頭を優しく撫でた ボンッ 頭を撫でられた苗木の顔は、りんごのように赤くなった 『なんで、清太郎なのにドキッとしたのよ』 苗木は、自分の反応が理解が出来なかった 清太郎「さて、土曜日か‥なら、決戦はその日だな」 清太郎は立ち上がり、クローゼットを開けた 苗木「じゃあ、あたしの役目は終わりね。じゃあせいぜい頑張りなさい」 清太郎「待て!!」 清太郎が、苗木のネクタイを持ち、苗木の動きを止めた 苗木「なによ。離しなさいよ」 清太郎「お前がいなくては意味がないだろうが」 苗木「はぁ?後はあんたが適当にやれば良い話でしょうが」 清太郎「そうはいかないんだな~」
/50ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加