ケース1 本城満子

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桜「そんなことないですよ」 苗木「いや、ほらあたしはこういう服とかの方がさ」 苗木は、近くのTシャツを手に取った 桜「確かに、それも似合うけど、苗木ちゃんドレスもきっと似合うよ」 苗木「そんなことないって」 桜「だって、苗木ちゃんすごく綺麗な肌してるし、スタイルも良いじゃん‥それにそっちの方がおいしそう」 苗木「ん?何か言った?」 桜「ううん、何でもないよ」 桜は、ドレスを苗木に渡した 苗木「へ?」 苗木は、とっさのことにわけがわからなかった 桜「一度だけでもさ、着てみようよ。ねっ、試着だけならタダなんだし」 苗木「で‥でもさ」 桜「着てみようよ。絶対に似合うって」 苗木「じゃ‥じゃあ少しだけね」 苗木は、しぶしぶ試着室に入って行った 桜「そうよ‥可愛い女の子は可愛い服を‥そしてあたしが可愛いがってあげるんだから」 桜は、不気味な笑みを浮かべた しばらくすると、恥ずかしさからか頬を赤く染めた苗木が出てきた
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