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清太郎「優しいね~絹江ちゃんは、あのガキに爪の垢でも煎じて飲ませてやりたいな」
苗木「あら?ガキってあたしのことかしら?」
苗木は、指をパキパキと鳴らしながら、清太郎を見た
清太郎「さてと‥え?絹江ちゃん俺に相談したいことがあるの?」
絹江「へっ?」
清太郎「そうかそうかじゃあ近くのマックにでも行こう」
清太郎は、絹江の肩をつかみ、強制的に部屋をあとにした
絹江「あのっ‥えと」
苗木「コラー!!逃げるな清太郎」
苗木が叫ぶ頃には、二人はすでに部屋を後にしていた
苗木「ちっ‥逃げられたか…」
苗木は、小さく舌打ちをすると、扉のなくなったドアの代わりにカーテンを敷いた
苗木「さてっ‥あの馬鹿が帰るまで寝て待つか…」
赤と黄色の看板が目立つ、ファーストフード店に絹江と清太郎は訪れていた
店員「ご注文は?」
バイトであろうか?制服をかっこ良く着くずした店員がやる気のない声を発した
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