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清太郎は、勝ったとばかりの勝利の笑みを浮かべた
しかし、店員の目は死んではいなかった
店員「と…」
店員は、清太郎を見て、まだ勝負は終わらないとばかりに笑った
店員「690円のお返しです」
清太郎は、気づいたしかし遅かった
店員はすでに、百円6枚十円9枚をしかと握りしめていた
店員は、フジの大塚さんがあややを見ているような満面の笑みを浮かべた
一方の清太郎は、ザブングル加藤の『悔しいです』に負けないくらいの悔しい顔をした
清太郎「小銭なんてありかよ!!」
結局、もう一回戦をしようとした清太郎だったが、運悪く後ろに並んでいた中年の親父が前に現れ、アイスコーヒーを頼むため、清太郎は横にずれた
結果、その後も並んでいる客が多かったため、勝負は店員の二勝で幕を締めた
そして、その後清太郎は、悔しさ全開で注文したものをやけ食いしていた
対する絹江は、そんな清太郎を心配しながら、ゆっくりとアイスティーを飲んでいた
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