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「さて…どうするよ俺」
というのも、今日一輝は学校なのだ。もはや遅刻は免れない時間に達していた。
別に怒られるのは構わないのだが、自分のベッドには摩訶不思議な少女が横たわっているのだ。
そのまま放置するわけにもいかないので、やむを得ず学校に電話することにした。
「あ、もしもし先生?すんません、俺胃に穴あいたんで病院行ってきます。じゃあ…はい」
我ながら訳わからん理由だと小さくガッツポーズ。
「とりあえず治療からだな」
一輝は薬箱を取りにリビングへ向かった。
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