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ハァ……
自分を落ち着かせるように深く息を吐くともう一度、部屋を見渡してみるが、やはりまったく見覚えのない部屋。
とりあえずベッドから出ようと思い、片足を下についた時、新たな異変に気づくことになる。
「………!!」
あまりのことに一瞬、私の思考回路は停止し、その場で固まってしまう。
パサッと布団が自然とめくれるように落ち、停止していた思考回路が一気にフル回転しだす。
「キャーッ!!」
私はあまりのショックに、たぶん今まで上げたこともないくらいの叫び声を上げてしまった。
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