10:「対決」

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修行がおわり、大の部屋で夕食をとった一同は明日の修行のためにすばやく自分の部屋に帰って寝てしまった。 正確には体力の限界を超えてしまったからなのだが・・・・ 大「蓮!今日の会議のことなんだけど・・」 蓮「ん?なんかあったのか?」 大「俺らの後任が決まった! 副隊長には狼、新加入で2番達だったハルクが1番隊に加入した」 蓮「やっぱり狼が副隊長か! 近いうちに大和と会わせておきたいな・・」 大「大和はあいつのとこで修行させたほうがよくないか?」 蓮「基礎が固まったらそうしようと思ってる・・・・ 小夜も咲夜のところに・・・・・」 大「2番隊隊長か・・・ でもお前・・・」 蓮「わかってるさ・・・ 多分咲夜は小夜の【親戚】にあたるだろうな・・・・」 大「・・・・・・・」 二人の間に沈黙の空気が流れる。 しばらく沈黙は続き蓮が重い口を開ける。 蓮「強くなるにはこれしかないんだ。 同じ煉獄の包囲者になるということは遅かれ早かれ会うことになるんだから・・・」 大「・・・おう! でもいざとなったら・・・」 蓮「ああ。わかってる。」 蓮はそういうと大の部屋を出て行った。 大はそのあともしばらく動かず机に顔を伏せていた。
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