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「まだ会場の皆様もざわついている様子ですが次の試合に移りたいと思います!」
大「次は・・・・小夜か・・・・・」
大の言うとおり控え室から小さな足取りで出てきたのは小夜だった。
会場では
もしかしてまた強いじゃないか
さっきのはまぐれだろう
などと議論が交わされている。
学校創立史上初である最低ランク【G】クラスの者が中堅である2年のCクラスに勝っているのだから驚くのは無理もない。
中には不正行為をしたのではないか
などというものもいた。
それほど信じられないことなのだ。
聖「無駄のないいい動きだった。」
大「多分スピードだけなら俺より上です」
聖「俺もおそらく勝てはしないだろうな」
彩「リメインしたらどうなっちゃうんだろうねぇ~・・・・・・」
大「おそらく・・・スピードだけなら全魔術師のなかで3番だろうな」
聖「いや・・・・おそらくだが2番だろう。彼には虎の獣の血が受け継がれているときいている。狼のようにモデルチェンジができるようなればおそらくは・・・・・」
大「疾足を持つ獣【チーター】
おそらく可能ですね・・・・・・
俺もうかうかしていられないな・・・・」
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