10:「対決」

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部屋の空気が静まり返っている中部屋に何らかの受信音が鳴り響いた。 「ダルク様から連絡がはいりました!」 幹部「なに!?」 ダルク「こちらダルク。サイデントの町がひとつ壊滅している。 これは明らかに人がおこなったものとみられる。」 幹部「ダルク殿!それは本当ですか!?」 ダルク「ああ。データなどは送っておく。何らかの事態にそなえ5番隊はここで待機しておく。では切るぞ」 幹部「お気をつけて・・・・」 ???「何が起こっている?」 幹部「聖殿!今までどこに!?」 聖「蓮たちの代表戦を見に行ってきた。なにかあったのか?」 幹部「シープラハムとサイデントがこれまでとは比べ物にならないほどの急襲にあっています。サイデントではゴーレムが山地に大量にあらわれたとの報告があり5席ダルク殿率いる5番隊が応援に、シープラハムでは沖に水竜の群れが出現し押し寄せてきています。それだけでなくダルク殿の情報によるとサイデントで町が人の手によって壊滅されているとの情報がはいりました。」 聖「・・・・・・多分今までの異変も町を破壊したやつで間違いないだろう。このままではおそらくシープラハムの町が狙われる。至急学園に連絡して蓮と大を呼び寄せろ。これから1番隊がシープラハムの応援に出る。」 幹部「かしこまりました。すぐに手配をいたします。」
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