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クスクス笑いながら斉藤さん達はトイレから出て行きました。
くるみ【…グスッグス…もぅ嫌……私何もしてないのに……何でこんな目に遭うのか解らない……グスッ】
くるみさんは手洗い場に顔を洗いに行きました。
【ジャーーーー】
【ジャブジャブジャブ】
顔を洗っていると後ろから声を掛けられました。
【…くるみちゃん…】
声を掛けて来たのは友達の綾さんでした。
くるみ【……………】
綾【…ごめんね…昨日先生に言ったの……私なの…もぅ見てられなくて…】
くるみさんは無言で走り去ってしまいました。
綾【…くるみちゃん………】
その頃斉藤さん達は帰りながら話しをしてました
【なんで鮎原いじめるようになったの?何かやったの?】
斉藤【ふふふ別に、ただあの子大人しいし何やっても反抗しないしちょっと顔が良いからってお姫様ぶって調子に乗ってるのよ】
【あははは、わかるかもそれ】
しばらくそんな話しをしながら歩いてました。
斉藤【じゃ、あたしん家こっちだから、じゃーね】
斉藤さんは皆と別れ、歩いていると向かいの道を一人歩いているくるみさんを発見しました。
斉藤【鮎原…ちょとあの子のあと付いて行ってみよう、あたしに気付いてないみたいだし、どんな所に住んでるかわかれば、またいじめるネタが増えるかも】
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