呪い

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次の日、くるみさんは放課後、灰が入った小瓶を片手に 斉藤さんが来るのを校門で待っていた。 くるみ【……(この灰を振りかければあの人に不幸が訪れるのね…… でも、こんな事していいのかしら…… もし効き目が無かったら、それをネタにまた叩かれたりするよね… いや、あの悪魔が出した物だし効き目はあるはず…… やるしかない…ここで怖じ気づいたら卒業までいじめ続けられるわ それにいじめっ子がのうのうと楽しい学園生活できるのって理不尽だわ…)…】 くるみさんが考え込んでる内に何も知らないかのような斉藤さんが校門に向かって来ました。 くるみ【…(来た!……)…】 くるみさんは小瓶の蓋を開け、斉藤さんが校門から出たと同じに灰を振りかけようと小瓶を持った手を振り上げました。 【ガシッ】 くるみ【!!!】 その瞬間斉藤さんは素早く くるみさんの手を押さえたのです。 斉藤【あら!何をしようとしてたの?鮎原さん!】 小瓶は斉藤さんに取られてしまいました。 斉藤【こんな物であたしを呪うなんていい度胸じゃん!本当に効き目があるかどうか…あんたで試してやるよ!】
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