代償

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その日の夜、斉藤さんはお風呂に入りながら考えていました。 斉藤【それにしてもあの子が持ってたあの灰は凄いわ あの灰があれば気にくわない連中をいくらでも不幸に出来るわね! でもあの事故は偶然って事もあるし明日適当な奴で試してみる必要があるわね】 すると脱衣所から何やら音が聞こえてきました。 【キシュン!キシュン! バチバチ!バチバチ! ピカン!ピカン!】 斉藤【何!?脱衣所で何か光ったような…】 【ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ】 斉藤さんは浴槽から出ると体にタオルを巻きお風呂のドアを開けました。 【ガラガラガラガラ】 斉藤【いったいなにが………………】 斉藤さんの目の前にいたのは、くるみさんと契約した悪魔でした。 悪魔【契約書通リ、貴様ノ魂ヲ貰イニ来タゾ】 斉藤【キャアアアアアア!!】 斉藤さんは驚き腰が抜けてしまいました。 悪魔【デカイ声ヲ出シテモ無駄ダ、誰モ来ナイゾ、コノ空間ワオレ様ト貴様ノ、声モ音モホカノ人間ニワ聞コエン】 斉藤【いやぁぁぁ!もう何なの意味わかんないよ!】 斉藤さんは泣き出してしまいました。 悪魔は斉藤さんの目の前まで行き契約書を見せつけました 斉藤【いやあああ!来ないでぇぇ…………うっ、うっ、グスッグスッ…………】 悪魔【契約書ニワチャント、書イテアルゾ、オレ様ガワタシタ道具ヲ使用シタ者ノ魂ヲヨコストナ】 斉藤【何の事よお! 助けてえぇぇぇぇーパパー、ママー】 悪魔【サァ、魂ヲヨコセ!】 斉藤【ギャァァァァァァァァ】
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