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「流理、学校の話、してよ」
だからなのか、有理は学校の話を聞きたがる。
「・・・うん。今日は学内弁論大会代表を決めたよ各クラスからひとりずつ出られるんだ」
「で?流理は?」
「・・・なったよ代表」
「すげぇじゃん。どんなの書いたんだよ」
「秘密。絶対教えない」
有理は小さく舌打ちしたくた。
「絶対に原稿探して読んでやる」
「無理だよ。学校にあるからね」
この時、有理の中に悪だくみがうかんできたのは言うまでもない。
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