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友達が行方不明になった。
友達がいなくなったのに気づいたのは3日前のことである。
彼はあまり人間関係を得意とする人ではなく、友達はあまり・・・僕だけだった。
4日前、久しぶりに彼と遊ぼうと電話をした、が、 かからない
「あいつ友達いないくせに、チッ、」
仕方なく僕は時間をあけ、また電話しようとした。
一時間、二時間、いつまでたっても電話にでない、
「クソッ、あいついつまで寝てやがる」
仕方なく彼の家まで行った。彼の部屋は一階にあり、家にいるかは、すぐ判断できた。
いない
「チッ、」
僕は暇つぶしにゲーセンに行った。
夜、十時
もう遊ぶ時間もない。そう思い家に帰ることにした。
だがなにかやるせない。
そう思った僕は外からおどかしてやろうと思い彼の家に立ち寄った。
いない
流石におかしいと思い家のドアをノックした。
出てきたのは
彼の母親だ
「あのー、すいません」
僕は彼のことを聞いてみようとした。
だが僕はその時思った。
こんな夜中に家に来るなんて、迷惑だろ
僕はうまくごまかし自宅へ帰った。
家に帰りついた僕はご飯、風呂、寝る準備をすまし、布団に入り一通のメールをし、目を閉じた
次の日、携帯を見た、メールは一通も受信していない。
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