3554人が本棚に入れています
本棚に追加
「透明人間!?・・・・・十二時にスタート・・・」
僕と真と亮は顔を見合わせた。
「ちょっとその本を貸してください。」
僕は真に再び本を渡した。
真は本を不思議そうに調べた。
二、三分本を見、僕のほうをゆっくり見た。
「この本・・・この本はなんですか!?」
真は僕にたずねた。
「この本は・・・理由は知らないけどなぜか僕の学校の机の中に入っていて、書いてる通りに行動して、また本を開くと書かれていることが変わっていて、また次の行動をしろ、と・・・」
「・・・なるほど、ではこのゲームはこの本の中の主が仕掛けたってことですね。
そしていろいろ条件などつけて楽しんでる」
真は言った。
「・・・ってことはだぞ、こんなゲームに巻き込まれたのはこの本の主のせいなのか」
亮は言った。
「理由はわかりませんが恐らくそうでしょう。」
そう言うと亮は真から本を取りあげた。
「オイッ、こんな意味不明なゲーム俺らはしねー
とっととみんなを元に戻せ」
亮は本を開いた
だが本に書かれていることは何も変わっていなかった。
「クソッ、なんだよ
このゲームをしなくてすむ方法はねーのかよ。」
亮は僕たちのほうをむいた。
「・・・・」
僕は何も答えれなかった。
僕は真を見た。
真は僕と亮のほうをむき、口を開いた。
最初のコメントを投稿しよう!