3554人が本棚に入れています
本棚に追加
「このゲームをしないですむ方法
それは恐らく・・・ありません。」
「どうしてそう言えるんだよ」
亮は怒鳴るように言った。
「このゲームは今までいくどとなく繰り返されてきた。
それはさっき言いましたよね。
つまり僕たちと同じ立場の人たちが毎回いた
そして君・・・いや私たちのようにゲームをしないですむ方法
やめる方法など考えたと思います。 ですが結果は全員このゲームに負け、消えている。
このゲームからのがれることは・・・できません。」
僕と亮は言葉がでず、下をむいた。
「ですが・・・」
僕と亮はとっさに真のほうを見た。
「ですが、このゲームから解放され、いままでどおりの生活をとり戻すことならできます。」
「・・・・」
「・・・・」
「・・・このゲームに勝つことです。」
僕、真、亮は何も言わず顔をむきあわせた。
ゲーム開始まで 残り
00:20分
最初のコメントを投稿しよう!