花弁散る紅椿

2/8
前へ
/20ページ
次へ
ガンガンッッ くるくると空を舞い上がりながら銃を向け 弾を放つ 体にまとわりついていたあの長い髪はもう短くなった 弾が人に当り その人は弾が当たったところを押さえながらふらふらと立つ 音も無く地面に着地した私に剣を向けながら走り出した 銃を十字に構え 剣を受け止める そのまま前に押しだし 相手のバランスが崩れた 「これが最期だ」 「!!??」 その死を恐れる瞳 大嫌いだ バァンッ
/20ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加