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「通知表は全員受け取ったかー!? まだ話しがあるから静かにしろー！」
先生は通知表を見せ合ったり、成績の良し悪しで騒ぐ生徒を静かにさせる。
「明日から合同合宿が始まるんだ。これから読み上げる部活に入ってる奴は、明日、朝８時に校門集合だ！ 読み上げるぞー！
バスケ。
バドミントン
バレー。
剣道。
空手。
入ってる奴は明日の朝早いからな！ それじゃあ、ＨＲはこれで終わりだ。宿題あるんだから、夏休みは計画的に過ごせよ！」
ＨＲが終わり、教室にいる生徒は夏休みが始まる為、テンションが上がっていた。
もちろん泰陽もその一人。
「夏休みだー!! 早く帰ろうぜ!?」
「僕は今日も部活なんだよね」
「もちろん、あたしも」
「え!? マジかよ!?」
そうして、煉と里奈は泰陽に別れを告げ部活に行った。
一人残った泰陽は……
「俺も部活入ってればよかったな。でもめんどいしなー。……帰ろ」
泰陽は一人で帰ることにした。
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