◆合同合宿イエーイ!◆

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その後、煉と沙助は夕食を済ませ、寝るだけとなった。 煉はソファーに座り、考え事をしていた。 (部活疲れたー……気付けばしょっちゅう考え事してるな、僕) すると、沙助がトコトコ歩いて煉の元へとやってくる。 「煉、明日から合宿だろ?」 「そうだけど、それがどうかしたの?」 「もちろん拙者も行きたいんだが」 「え゛!? 無理でしょ。合宿にペットなんて絶対無理だ」 「じゃあ向こうで、襲われたらどうすんだ!」 「うーん……ぬいぐるみみたいに出来る?」 「モチのロンさ!! まっかせなさい!」 沙助は立ち上がり、任せろとでも言わんばかり、自分の胸を叩く。 「じゃあ仕方ないな」 「やったーー!!」 沙助はソファーの上で跳びはねて喜んでいた。 「……ってか明日の準備してない!!」 煉は気付くと、急いで合宿の準備を始めた。 そして服や、日用品をバッグに入れ終わると…… 「これ、沙助入れるかな……」 バッグはすでにパンパンだった。 「ま、いっか。その時考えよ」 そして、準備を終えた煉は明日に備え寝ることにした。 明日から6泊7日の合宿が始まろうとしていた。
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