◆合同合宿イエーイ!◆

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翌日。 煉と沙助は早めに起きた。 朝食を食べ終わり、顔や歯も洗い、後は学校に向かうだけだった。 「沙助、今日はぬいぐるみだからね!」 「まかせろ! 喋らないようにすればいいんだろ!?」 「うん、あと出来るだけ息止めてね」 「無茶言うな!!」 集合時刻が迫ってきた為、煉と沙助は家を出る。 相変わらず外は暑かった。 学校の校門が見えてくると、賑やかな声が聞こえてくる。既にほとんどが集まっているようだ。 「沙助、ぬいぐるみモードだ」 小さな声で、肩に乗ってる沙助に言った。 「ワカリマシタ。ヌイグルミモード、オン!」 「それロボットだよ!?」 学校には既にバスが何台か来ており、集合場所の体育館前に生徒が集まっていた。 「剣道部の皆はどこだろ」 煉が辺りを見回していると…… 「おーい!煉、こっちだ!」 遠くから、啓吾が手を振っていた。 煉が啓吾の所へ行くと…… 「よし、全員揃ったな。座席は適当でいいからバスに乗ってくれ」 「僕、1番遅かったのか……」 そして、部活毎にバスに乗り、3時間ぐらいかかる所へ走り出した。
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