◆合同合宿イエーイ!◆

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その後、夕食を終えた4人はお風呂に向かった。 お風呂は広くて、湯気が立ち込めている。 「うおぉーー!! 風呂でっけぇーー!!」 風呂に走ろうとする泰陽を3人で止めた。 「体洗うの常識だろ!!」 「ってか泰陽さっき叫んだけど、昨日温泉入ってないの?」 「あぁ、入ってない! ってこれ、温泉!?」 「……泰陽、汚い」 そして4人は体や頭を洗った後、ゆっくりと温泉に浸かった。 「いっい湯だっな! タララン!」 泰陽はハイテンションで歌っていた。 「お前はいつもテンション高いなぁ」 草部が呆れて言うと、泰陽は親指を上に突き立て頷く。 「当たり前だろ? なんせ隣は女湯だぜ?」 「はぁ、なんか予想出来てたよ。ベタすぎる展開だ」 煉は苦笑いしながら、泰陽に言った。 「ベタに忠実にいこうぜ!!」 泰陽は男湯と女湯の間にそびえる高い壁を指差しながら言った。 確かにその壁をてっぺんまで上れば、障害物は無くなる。 「行きたきゃ、泰陽一人で行けよ」 「僕もパス。もし里奈がいたら、確実に来世に飛ばされちゃうよ」 「ちなみに来世とは、次の人生のこと……」 「地味……何故に説明口調?」
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