◆合同合宿イエーイ!◆

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3人の中で真ん中にいる特に偉そうな奴が封筒を拾い頷いた。 「あぁ、俺達だ。猫は連れていないみたいだな」 「……それで? 旅館の人達を人質にしてまで、俺に何の用だ?」 「もちろん、お前の武器猫をこちらに渡してもらおうか」 男は武器猫をよこせと言わんばかりに、手を差し出して来た。 「嫌だと言えばどうなるんだ?」 「言わせないさ」 男は微笑すると、指をパチンと鳴らした。 すると他の二人の男が猫に手をかざし、武器を具現化した。 「成る程……」 啓吾は呟くと、視線の先には、ロケットランチャーを構えた二人の男。 「ここから旅館は充分に狙える距離だ。お前はダークナイト内でも結構有名だからな。今ここで潰しておきたいんだ」 「……なかなか面白いことをやってくれるな」 啓吾は笑っていた。 「……少しでも不審な動きをすれば、旅館を破壊する!」 「……お前ら前提が間違ってんだよ」 その時、猫が1匹啓吾に向かって走ってきた。 「あの猫だ! あれを狙え!」 偉そうな男も猫に手をかざし、拳銃を具現化した。
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